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コスパ抜群のクロスバイク GIOSミストラルのスペックを検証!

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定番クロスバイクの一台であるGIOS(ジオス)のミストラル。エントリークラスのクロスバイクですがとてもコストパフォーマンスに優れています。今回は具体的にミストラルのどこがお買い得なのか解説したいと思います。

 

ジオス ミストラルの基本情報

定価(税抜き):¥51,000
重量:10.8kg
ギア:前3段×後8段 計24段
タイヤ:700×28C
カラー:ブルー、ホワイト、ブラック、パープル、グレイ
公式URL

GIOS(ジオス)はイタリアの老舗メーカーでジオスブルーと呼ばれる鮮やかな青色をシンボルカラーにしています。最新モデルでは5色展開していますがジオスを象徴するブルーがやはり人気のようです。

 

フレーム、重量について

フレームの素材はアルミで、この価格帯のクロスバイクとしては最軽量クラスの10.8kg。¥55,000未満のクロスバイクで10kg台は他にジャイアントのエスケープR3しかありません。フロントフォークはクロモリ製ですが先端が少ししなっているので振動吸収が少し上がっています。

フレームのその他の特徴としてはホイールベースが短めな設計なので、どちらかと言うとロードバイク寄りでスポーティなクロスバイクと言えます。パーツもしっかりしているのでこのクラスのクロスバイクではスピードが出しやすいでしょう。

 

主要パーツについて

ホイール、クランク、スプロケット、BB、ブレーキ、フロントディレーラー、リアディレーラー、シフトレバーは全てシマノ製です。この価格帯でここまでシマノ製で揃えられているのはジオス ミストラルしかありません。

中でもホイールはシマノのWH-R501が付いていますがこのホイールを新品で買おうとすると、それだけで一万円以上するので、これだけ車体価格を抑えながらシマノ製のホイールが付いているのは特筆すべきことです。

シマノ製のとは言ってもいずれも低ランクのものが使用されていますが、この価格帯のクロスバイクはまずシマノ製のパーツが使われていること自体が評価の基準となりますので自転車の重要なパーツが全てシマノで揃えられているのは走行性能や耐久性で同価格帯のクロスバイクより一歩抜きに出てると思います。

 

タイヤについて

ミストラルに付いているタイヤは幅28Cでクロスバイクとしては細めです。タイヤはKENDAのK-193という型番で片方で600g、両方で1200gあり、重めですが耐久性は悪くないです。

このクラスでは標準的な重さではあるものの重いことには変わりないのでタイヤをグレードアップさせるとより走行性能の向上が図れそうです。ちなみにジャイアントのエスケープR3にも同じタイヤがついています。

 

ミストラルのリアエンド幅は130mm

ミストラルの特徴の一つとしてリアエンド幅が130mmということが挙げられます。このことによってホイールをグレードアップさせたくなった際にロードバイク用の完組ホイールがつけれるというメリットがあります。他のクロスバイクはこのエンド幅が135mmのモデルが多いので基本ロードバイク用のホイールを付けることが出来ません。

クロスバイクにはまり出すとパーツをグレードアップさせたくなりますが、その最たるものがホイールなので、変えたくなった時に選択肢の幅が広いということは大きなメリットだと思います。

本体以外で用意しなければいけないもの

クロスバイクは乗り始めるための付属品が揃っていない商品が多くミストラルも例外ではありません。以下のものは最初から付いていないので別途購入が必要となります。

  • ライト
  • ベル
  • スタンド

ミストラルとジャイアント エスケープR3の比較

購入候補に挙がり易いジャイアント エスケープR3とエスケープの違いについてまとめます。エスケープとミストラルは両方、クロスバイクのエントリーモデルとして定番ですがまず表にして二つを比較してみます。

ミストラル エスケープR3
価格 ¥51,000(税抜き) ¥50,000(税抜き)
重量 10.8kg 10.7kg
タイヤ KENDA K-193 700×28C KENDA K-193 700×28C
ブレーキ SHIMANO BR-T4000 TEKTRO RX1
クランク SHIMANO FC-M171 PROWHEEL SWIFT
ホイール SHIMANO WH-R501 ジャイアントオリジナル
BB SHIMANO BB-UN100 VP BC73

まとめると価格や重量はほぼ変わらず、タイヤも同じものを使っているので構成が似ていますがブレーキ、クランク、ホイール、BBがミストラルはシマノ製を使用しているのに対してエスケープR3は1ランク下るパーツを使用しています。

これらのパーツはいずれも自転車の重要パーツになりますので単純にスペックだけで言えばミストラルの方が明確に高いことがわかります。

 

ミストラルの個人的に気になる点

見た目の問題なので完全に主観になるのですがミストラルってGIOSってロゴが多すぎると感じます。僕はこれがあまり好みでは無く購入候補から外しました。

 

まとめ ミストラルはコスパNo.1のエントリークロスバイク

結論から言ってしまうとミストラルはこの価格帯のクロスバイクだと抜群にコスパに優れています。この本体価格で主要パーツをオールシマノで揃えてあるのはミストラル以外ありません。

あとはデザインが気に入るかと実際試乗してみて乗り心地が自分に合うかどうかではないでしょうか。

 

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