クロスバイクを初めて乗った人は慣れない姿勢のため、体のどこかしらが痛くなります。その代表的な一つが手や腕の痛み、だるさだと思いますが今回は手の痛みを解消する対策をまとめたいと思います。
手が痛くなる原因は?
手や手首が痛くなる主な原因は体重が手の方にかかりすぎていることですが具体的には乗車姿勢によるものやサドルやブレーキレバーの角度が適正でないことが挙げられます。それらを一つ一つ解消していけば手にかかる負担は減らせるはずです。
対策1.乗車姿勢を見直す
クロスバイクに乗るときは手、尻、ペダルの三点に体重を分散させるようにします。ポイントとしては
- 肘は軽く曲げクッションの役割のようにする
- 腰を少し丸め体幹の力を使い前傾姿勢を保持する
なるべく腹筋、背筋の力を使うようにし腕の負担を減らすようなイメージです。慣れてくるとサドルとペダルだけで姿勢を維持出来るようになり、ここまで来ると手はハンドルに添えるだけの状態で負担はほとんどかからない状態になります。
対策2.サドルの高さ、角度を見直す
サドルが高さが高すぎる、または角度が前に傾いてると手に体重がかかりやすくなりますので、そのような場合は調整してみましょう。
対策3.ブレーキレバーの角度を見直す
ブレーキレバーの角度は腕をまっすぐ伸ばしたライン上にあるのが理想です。そうでない場合は手首に負担がかかっている場合があるのでチェックしてみましょう。
対策4.ステムの高さを変える
ステムの高さを調整、または交換することによって前傾姿勢を和らげることが出来ます。ステムは高ければ高い程、基本的には前傾姿勢が和らぎますので結果的に手への負担が減ります。
対策5.グリップをコンフォートタイプに変える
グリップが細いタイプだと手のひらの一箇所に負担がかかるので痛くなりやすいです。なので手のひら全体で支えてくれるコンフォートタイプに変えるとかなりの改善が望めます。グリップのオススメはエルゴンです。エルゴンの感想は下の記事でしています。
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対策6.バーエンドバーを装着する
バーエンドを装着することにより握り方のバリエーションが増え手の負担を分散させてくれます。長時間走るには、このバーエンドがクロスバイクには必須とも言われますので試してみることをオススメします。
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対策7.サイクリンググローブをつける
グローブをつければ地面からの振動をある程度カット出来るので結果的に手や腕が痛くなることを緩和します。
まとめ 手っ取り早いのはグリップとバーエンドの装着
手の痛みをなるべく速く手軽に解消したいのであればグリップの交換とバーエンドバーの装着をおすすめします。これだけで手にかかる負担の何割かは減らせると思います。