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クロスバイクの選び方

初めてクロスバイクを買うときにチェックするべき重要ポイント

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クロスバイクを初めて買おうと思った時に、色んなクロスバイクを比較すると思いますがどこら辺を見たらいいのか最初はわからないと思います。そこで今回はクロスバイクを比較する際に見るべき重要ポイントをまとめてみました。

 

見た目・デザイン

言及する必要もないかも知れませんが、見た目から選ぶのは基本だと思います。やはりパっと見て惹かれるデザインを選んだ方がより愛着が湧き所有欲を満たしてくれ長く付き合っていける自転車になる気がします。

 

重量

自転車の重さはそのまま漕いだときの軽快さに影響しますので重要項目です。ちなみにクロスバイクの総重量は大体10~12kgくらいの商品が多いです。自転車の1kgは非常に大きい意味を持ちますので1kg軽量化するのにかなりの金額がかかります。ですので軽ければ軽いほど単純に基本スペックが高いという認識でいいと思います。14~15kgのクロスバイクだとそこまでママチャリと変化を感じれないと思いますので最低でも12kg台以内のクロスバイクを選びたいところです。

 

パーツのグレード

クロスバイクには様々なパーツで構成されていますが、見た目は同じように見えてパーツのグレード差がかなりあります。特に重要なのはハブ・リム・ブレーキ・ギアクランク・ボトムブラケットなどの駆動部分です。エントリーモデルはそこでシマノのパーツが使われているかがポイントになります。シマノは自転車業界で圧倒的な実績と信頼を誇りますので取り合えずシマノのパーツが付いていれば安心と言っても大げさではありません。初心者の人は特にその部分に注目すると比較がわかりやすくなると思います。

 

ギアの段数

エントリークラスのクロスバイクは前3段×後8段、合計24段階のギアが標準で付いているケースが非常に多いです。段数が多い方が急な坂道に対応出来たりスピードが出しやすかったりします。ただしここまでの段数が必要かと言うと多くの人はそこまで必要は無いケースがほとんどだと思います。

実際、僕は前のギアは真ん中固定で後ろのギアしか動かしていませんが街乗りではそれで十分です。僕のように前のギアは真ん中で固定して動かしていない人は多いと聞きます。ですのでギアが多い=性能が良いということには必ずしもならないので、クロスバイクの街乗りで前のギアがシングルでも十分な人は多いと思います。

例外として山道をサイクリングしたり、近所が急激な坂が多いという人は段数が多いほうが使いやすいかもしれません。

 

フレームの素材

クロスバイクのフレームの素材は主にクロモリ、アルミ、カーボンの三種類に分類されます。それぞれどのような特徴があるか簡単に解説します。

クロモリの特徴

自転車のフレーム素材としては最も長い歴史がある素材です。鉄を主にした合金でスチールとも呼べます。主成分が鉄の為、重量が重く錆びに気をつけないといけない側面はありますが頑丈で乗り心地は良いと言われています。またフレームが細くホリゾンタルと呼ばれるクラシカルなモデルに多く採用されている傾向があります。

アルミの特徴

現在、最もポピュラーな自転車の素材がアルミです。鉄よりも軽く値段もリーズナブルなことから選択肢の幅が広く初心者の方はまずアルミの自転車の中から選ぶと良いと思います。アルミは強度、剛性が高いことからペダルを踏んだ力がそのまま推進力に伝わりやすい特徴がありますが、その分、地面からの衝撃が体に響きやすいので乗り心地は硬めとなります。

カーボンの特徴

自転車の素材の最高スペックがカーボンです。非常に軽く衝撃吸収性にも優れていることから20万円以上のロードバイク、クロスバイクに使用される高級素材です。ただし軽さを追及したモデルはフレームが薄いこともあり一箇所に集中した衝撃には脆い側面があります。

三つの素材を比較すると以下のようになります。

重さ

カーボン>アルミ>クロモリ

値段

アルミ>クロモリ>カーボン

衝撃吸収性

カーボン>クロモリ>アルミ

耐久性

クロモリ>アルミ>カーボン

 

タイヤの太さ

タイヤの太さやで乗り心地やスピードが大きく変わりますので抑えておきたいポイントです。クロスバイクは大体28C(幅28mm)から34C(幅34mm)くらいまでのタイヤが標準でついていますが28Cと34Cでは大分乗り味が変わります。そこでタイヤの太さでどのように変化するのかまとめます。

タイヤの太さによる変化

タイヤは細くなる程スピードが出しやすくなる反面、パンクの確率が上がり路面からの衝撃も大きくなります。逆に太ければスピードは出しづらくなりますが衝撃吸収に優れ乗り心地は良くなります。またパンクの確率も下がります。クロスバイクでは前述したように大体28Cから34Cまでのタイヤがついていますが28Cは細め30Cは普通、32Cはやや太め、34Cは太めというイメージでいいでしょう。

どの太さを選ぶのかはスピードを重視するか乗り心地を重視するかであったり、普段良く走る道の路面状況で判断するのが良いと思います。(例えばガタガタする道を良く走る人は太め、綺麗に舗装された道路をメインに走る人は細めなど)

 

リアエンド幅について

リアエンド幅とは左右のフォークエンドの距離のことを指します。要は後輪を取り付けるスペースのことですがクロスバイクのリアエンド幅はほとんどの場合135mm、ロードバイクは130mmとなっています。

そこで何が後々問題になるかと言うとリアエンド幅135mmのクロスバイクを購入し、ホイールをグレードアップしたくなった時にリアエンド幅135mmの完組ホイールを探してみても極端に選択肢が少ないのです。

なのでリアエンド幅130mmのクロスバイクも一部ではありますが販売されているので将来的にホイールをグレードアップしたい人はリアエンド幅130mmのクロスバイクを選択した方が後々カスタマイズする時に困らないかもしれないというお話でした。

 

フロントサスペンションについて

サスペンションフォークとも呼ばれフォークにサスペンションが組み込まれたパーツです(以下サス)。マウンテンバイクでは一般的ですがクロスバイクでも一部のモデルについていることがあります。その目的は路面からの衝撃吸収と荒れた下り坂での操縦の向上です。

クロスバイクでも段差などを乗り越える時に活用出来ますが以下のようなデメリットがあります。

  • 漕ぐ力も吸収してしまう。(ペダリングロス)
  • 重量増加
  • 定期的なメンテナンスが必要だが難しい

過去に内部に雨水が浸入しそこから錆が発生しクロスバイクの走行中に壊れ事故になってしまったケースがありました。結論から言うと舗装路を走るクロスバイクにサスはデメリットの方が大きいというのが一般的な意見です。それでも気に入ったモデルがサス付きということであればお店の人にメンテナンスの仕方や試乗などをして、事前に良く調べてから購入する方が良さそうです。

 

まとめ 細かいパーツは自分で交換可能

サドル、グリップ、ライト、ペダルなど細かいパーツは後から気軽に自分好みのものに変えれるので、その辺りの細かいパーツはそこまで重要視する必要はないのかもしれません。それより上に挙げた重要なパーツに注目しクロスバイク選びをすると後々後悔しない買い物が出来ると思います。

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